生涯忘れられない日

 皆さまこんにちは!


 今日は、3月11日、東日本大震災が発生した日です。
 この日は、史上最悪の被害となった大震災について、忘れないようにするとともに、次の大災害に備えてどういった準備をしたら良いのか考える日だと思います。
 そこで、多くの人の記憶に残っているであろうあの大震災についてや、防災について書いてみます。

 

 まず、私自身は、関東在住だったため、震災で特別何か大きな影響を受けたわけではありません。しかし、当時の状況は今でも鮮明に覚えていますし、思い出すだけで身の毛がよだつというのか、恐ろしい気持ちになります。当時は小学生だったのですが、クラスメイトの悲鳴や先生が誘導する声、親に迎えにきてもらうまで皆で待った校庭の異様な静けさ、など、一生忘れることは無いと思います。
 あの時以来、緊急地震速報のサイレンが鳴るたびに不安にかられる、という方は多いのではないでしょうか?私もその一人です。

 もちろん、あの震災は、地震津波、火災といった被害だけでなく、原発事故も引き起こした、ということも忘れてはなりませんよね。

 

 「一生忘れられない」と断言できるほどには、震災に対して強い気持ちがあり、何か復興のお役に立てないか、東北のためにできることは何か、と考えるに至り、大学に入ってボランティア活動に加わりました。
 その活動の中では、被災者の方に直接、お話をお聴きする機会もありました。
 当時のことは、皆さん思い出したくないことだと思うんです。しかも、関東から来たよそ者の大学生に話たところで、どうなるものでも無いですよね?ですが、「教訓にして欲しい」「地震が起きたらすぐ避難して欲しい」とおっしゃって、どうやって死に物狂いで逃げおおせたのか、今復興はどの段階なのか、町はどう変わったか、などお話してくださるんです。

 

 私には、被災者の方のお気持ちを完全に理解できるとは到底言えないですが、せめて、風化させない、防災意識の啓発に努める、ということは、しなくてはいけないと考えています。
 その意味でも、今日という日は、今後何十年経とうが、自分にとって大切にしたい日です。

 

 防災という点で言えば、南海トラフや首都直下型地震への備えが必要、と言われていますよね。我が家では、食料や水の備蓄はもちろんのこと、簡易トイレやガスバーナー、懐中電灯などなど、さまざまな準備をしています。いざとなれば、ご近所とも助け合わないといけませんので、コミュニティに参加する、ということもなるべく普段から心がけています。

 

 更に、直近では、コロナ対策も合わせて盛り込む必要が出てきました。今人類に新型コロナが流行っているからと言って、地球が活動を遠慮してくれるわけでは無いわけで。。。
 避難所に行くことに抵抗が生まれることもありますし、車中泊車中泊で危険があります。
 より大きなことで言えば、避難所でのプライバシー保護も問題ですよね。

 巨大地震はいつか来ると言われていますが、いつ起きるかなんて誰にも予測できないものです。今、この瞬間に、最悪規模の災害が発生したとしてもどうにか生き延びられるよう、一瞬一瞬を大切にして防災準備をすすめていきたいなと思います!

 

 最後になりますが、震災で亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
 行方不明の方が一刻も早くご家族、ご友人の元へ戻られますことを、また、被災された方々のご健勝、ご多幸を切にお祈り申し上げます。